「先物取引」とは何か?

2009年2月21日(土)

「先物取引」って何だろう?という人も多いと思います。

「サキモノトリヒキ」と聞くと、なんだか危なそうとか、胡散臭そうとのイメージを持っている人も多いようです。

先物取引を一口でいえば、「あらかじめ定めた期日に、特定の商品を約束した条件で取引すること」。

現時点での価格、売買する数量、期日を前もって取り決めしておき、満期に達したら約束した条件で売買を行う取引方法です。

この契約自体は、危ないものだったり、胡散臭いものではありませんよね。

日経225ミニ・先物取引では、現時点の「日経平均株価」(たとえば10,000円)について、ある期日(たとえば3ヶ月後)に、売買を行うということになります。

商品先物の場合は、大豆や米、ガソリンなどといった「商品」の価格が取引対象になりますが、日経225ミニ・先物では、「日経平均株価」が先物取引の対象になるのです。

実際の売買で重要になってくるのは「期限」(または期日)です。日経225では3カ月ごとに期限がきまっています。このことを「限月」(げんげつ)と言います。

限月とは? ・・・別の記事で説明します。