日経225相場テクニカル分析(10/29)

2009年10月29日(木)

自動売買とは別に相場の分析を書くことにしました。テクニカル中心です。

昨日とその前にもちょっと書いたのですが、日経平均の下落目処は9850~9880円です。連日の下落とギャップダウンによって、10月29日前場ではその位置に到達しました。

これは日足で一目の雲下限にあります。さらに、チャートは出しませんが、週足での基準線でもあります。このようなときはテクニカル的に重要なポイントです。

日経先物日足20091029

ここでいったんサポートされるのか、あるいは抜けてしまうと10月の安値9630円が意識されるポイントです。

上昇に向かう場合でも、短期のチャートで多くの抵抗線が控えているため、簡単には上がらないと予測されます。もちろん上昇のシナリオもあり得ます。その場合は10000円、基準線のある10080円が直近のめどです。

他市場にも目を向けると、株価指数は、NYダウ、アジア株なども続落。

為替相場も円高、ドル高の流れが継続しています。円とドルでは円の方が強いので、ドル円レートも下落していますがとりわけ、欧州通貨、オセアニア通貨が対円、対ドルで下落。サポートを次々と割り込んでいる状況です。

資金の流れは明らかにリスク回避へと向かっているため、注意が必要でしょう。流れに沿った順張りが利益を出しやすくなってきているかもしれません。