月間・年間成績と2012年

2012年1月4日(水)

あけましておめでとうございます。年末年始は長いようで短いですね。

12月は動意の薄い相場でしたが年末最後で円高、ユーロ安が進行し、ユーロ円は大きな節目であった100円割れが現実となりました。瞬間的なこととして今は元に戻っていますね。年末年始ではよく見かけるパターン。

レンジがひとつ変わったかなという感じです。といっても値幅そのものは目立って大きいわけではなく。1月相場、中旬~下旬にかけてもっと動きが出るのかどうか。相場の方向としては一方的に動く感じはないような。材料難ですし。

システムトレードの12月成績はFXはいまひとつ、225はトレードがほとんどありませんでした。
FXでは意外にもEURUSDのトレンドフォローが12月は苦戦。豪ドル円、ユーロ円は勝ちも負けも小さいです。
225システムはトレードが本当に少ない月でした。値動きもおとなしかったので結果も必然です。

年間を通してみると、FXシステム、225システムともボラの大きい月はとれています。2011年相場も時々大きなトレンドは発生。このときに勝つのは共通です。年に数回でもそれを取ることが出来れば、後は負けていても小さければ取り返せるというトレンドフォローの特性はそのまま出ていると評価しています。

いま動いている225システムはデイトレなので日中の値幅が小さいと厳しいですが7月以降は取引時間も延長となり、利益を引っ張れるようになったこと、延長された間でも動くべき方向にはそれなりの値幅で動いているのでシストレには有利になったと考えています。トレードシグナルやトレードスタジアムが実質使えなくなったのは痛いですが、ExcelやRSSを駆使して今後も続けていきたいものです。

FXシステムは15分足をつかったデイ・スイングシステムで実運用から1年くらい経過。ロジックはそのままでもまだいけそうです。改良すべき点もあるんですが、いじるよりも残すべき部分が大きいのでそのままにしています。いまは別の観点から新しい戦略を色々と試しています。

2012年相場はどうか。あまり代わり映えしないような気がしています。短期的にトレンドが発生しても中長期にわたる大相場にはなりそうにないこと、ノイズ的な動きに支配されるのことが続くだろうと思っています。ニュースや経済状況などには疎いので、変化の兆しに気がついてないかもしれないです。が、少なくともチャート的には大きなテーマとか新しい流れが作られるような感じはない。

下げるにしてもサブプライムやリーマンみたいなバブル後の崩壊というような環境もないし、バブルも形成される気配もないです。プチバブルとプチショック、ここ数年はそれが繰り返される方向感のない相場で、今年もそうなんじゃないかと思います。なのでこれまでそこそこ使えていたシステムなら継続して使えばだいたい同じ結果になるだろうということです。

2012年もまだ3日しか経っていないのでこれからです。相場が変わればそれに合わせて対応するだけです。
ということで、今年もよろしくお願いします。