日経225ミニ・先物の「証拠金」の仕組み(2)

2009年2月21日(土)

日経225ミニの最小単位である1枚だけ取引するときに必要な証拠金は、

5万円~15万円程度となります。

一律で決まっていないのには理由があり、相場の変動の大きさによって

証拠金の量が変化することや、株価の水準によっても増減するからです。

先物価格のもとになる日経平均株価は、ここ数年7000円~14000円程度の価格で

推移していますが、その時の価格水準や、変動の激しさによって、必要となる証拠金が

変わってくるのです。価格水準が高ければ必要証拠金も増し、変動が激しければ

証拠金も増える仕組みになっています。

必要とされる証拠金の計算のベースとなっているのは「SPAN証拠金」というもので

大証が毎週更新します。

いわゆる証拠金(=必要証拠金)は、「SPAN証拠金」から証券会社が定めるもので、

証券会社ごとに異なります。

SPAN証拠金の50%でよい業者、同じ額の100%とする業者、多めの120%とする業者など

さまざまです。

業者ごとの比較はこちらから。