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システムトレード実売買結果(1/5)

2010年1月5日(火)

●日経225ミニ

PC1: 10720L → 10710C -10円  (SLP: +10/0)

PC2: 10715L → 10710C -5円  (SLP: +5/0)

上昇トレンドの調整から戻ってきたところを押し目買いした格好ですが、上に伸びませんでした。小幅ながらも損失でのスタートです。

1月合計: -10円 (※PC1での集計)

(20:00記)

 

 


システムトレード実売買結果(1/4)

2010年1月4日(月)

●日経225ミニ

本日の取引なし ±0円

1月合計: ±0円

新年明けましておめでとうございます。 前場はご祝儀相場という様相でしたが後場からは伸びませんでしたね。トレンドは上向きですが、1月中旬~下旬にかけて調整があってもおかしくない水準です。

モニタ配布済みの新バージョンで成績を記録していきます。現バージョンについては、差異があったときに追記予定です。

(22:16記)


12月システムトレード実売買成績の評価

2010年1月2日(土)

12月システムトレード実売買成績と評価

サイン 実損益 SLP新規 SLP決済 備考
2009/12/01 -30 -40 5 5
2009/12/02 50 40 0 10
2009/12/03 なし なし なし なし
2009/12/04 なし なし なし なし
2009/12/07 なし なし なし なし
2009/12/08 なし なし なし なし
2009/12/09 -45 -50 0 5
2009/12/10 なし なし なし なし
2009/12/11 100 90 5 5
2009/12/14 15 5 5 5
2009/12/15 なし なし なし なし
2009/12/16 なし なし なし なし
2009/12/17 -25 -25 0 0
2009/12/18 25 15 5 5
10 0 5 5
2009/12/21 なし なし なし なし
2009/12/22 115 110 5 0
2009/12/24 なし なし なし なし
2009/12/25 なし なし なし なし
2009/12/28 10 0 5 5
2009/12/29 -15 -25 5 5
2009/12/30 5 -10 5 0 前場決済エラーのため後場で手動決済

 

サイン 実損益
12月損益(円) 215 110
利益 330 260
損失 -115 -150
プロフィットファクター 2.87 1.73
トレード回数 12 12
Profit Trades 8 5
Loss Trades 4 5
勝率 67% 42%
トレード期待値(円) 17.92 9.17
最大利益(円) 115 110
最大損失(円) -45 -50
平均利益(円) 41.25 52.00
平均損失(円) -28.75 -30.00
平均損益(円) 12.50 22.00
ペイオフレシオ 1.43 1.73
平均スリッページ 0 7.92

 

●評価

最終日に決済エラーが発生したが、ほぼサイン通りの価格で決済できた。取引回数は12回と少ない。

平均損失は30円程度。利益は、大きい時で110円、平均利益は50円超なので、今月勝率42%だったが実売買で利益が残った。

今月は12月上旬の連騰時、見送りによって利益を逃したこともあったが、全体的には見送りで正解ということが多かった。先月と同じく持ち合いでの低ボラ相場。低ボラにも対応出来るバージョンでは、ここ数カ月の成績ですべて成績が向上した。

平均スリッページが7.92円と大きい。理論値は0円~10円だが、片道5円のスリッページ確率は、理論値50%よりも増えて、約70%に増加している。サンプル数が少ないので評価は難しいが、同じシステムでの注文数が増えたことや、閑散相場で出来高が少ないことが影響しているか。

誤解も多いようだが、トレードスタジアムなど現存するシステムトレードのプラットフォームは、自動注文時に成行注文しかできない(指値が出来るプラットフォームもあります)。戦略プログラム内で指値・逆指値のような指定は可能だが、実はすべて成行注文として扱われている。このため、片道5円のスリッページが発生する確率は理論上50%となる。

往復なら、0円は25%、5円は50%、10円は25%。大雑把に言えば、板に偏りが無くても、成行注文の往復で5円または10円のスリッページが発生する確率は75%。よって自動売買のシステムトレードは、これらのスリッページ発生を前提として作らなければならいということになる。

※スリッページの定義にもよるが、本来のスリッページは上記とは別に5円以上のスリッページ(つまり10円以上)が発生したときのことを指すのかもしれない

さて、半年間を振り返ると、フォワードテストを開始してからは6ヶ月、システムを公開してからは4ヶ月連続で月間で利益計上となっている。2010年もしばらくはシステムの売買ロジックについて大幅な見直しなく運用ができるかというところ。

 


システムトレード実売買結果(12/30)

2009年12月30日(水)

●日経225ミニ

10625S (SLP: 5円) → 10635C (手動決済 12:32) -10円

自動売買で、前場決済の不具合が出てしまいました。後場で手動決済します。

これからサポートより連絡対応です。

(11:20記)

サポートの対応一段落しました。大納会・大発会は例年11:10まででしたが、今年は通常取引なので11:00まで。

この特別日は5分遅れで10:55に予備サイン発生するようになっていました。11:00に決済サインが出てエラーになりました。最後の最後にこんなことがあって凹みます。相場というものは、システムの運用面含めて、最後まで油断できません。

12月合計: +110円  (※PC1での集計)

 

しかし、なんとか12月もプラスで終えることができました。月間成績などは落ち着いたらアップします。

(13:30記)


システムトレード実売買結果(12/29)

2009年12月29日(火)

●日経225ミニ

10665L (SLP: 5円) → 10640C (SLP: 5円) -25円

12月合計: +120円  (※PC1での集計)

長い上ヒゲのあとでは、余計なエントリーでした。

明日は大納会。今年は半日立会ではなく夕場まで取引があります。閑散相場を予想していますが、本日のような仕掛け的な動き可能性がないわけではありません。時間延長の取引になるため、チャートがきちんと表示されるかという点が多少心配であるため、延長された時間で売買は行いません。システムは、半日立会前提で動作するようになっているので、今回はそのまま運用してOKです。

(11:15記)

~のはずでしたが、これが甘かったです。反省。


システムトレード実売買結果(12/28)

2009年12月28日(月)

●日経225ミニ

PC1: 10620L (SLP: 5円) → 10620C (SLP: 5円) ±0円

PC2: 10620L (SLP: 5円) → 10625C (SLP: 0円) +5円

12月合計: +145円  (※PC1での集計)

前場で10600台乗せました。買いエントリーしましたが、上昇の勢いは続かず押されたところでほぼ建値での撤退です。まだ時間はありますが、上に動くエネルギーは残っているのか。

(14:13記)

出来高も増えずに閑散相場でしたね。3分足戦略は+30円でしたがスリッページ考慮すると+20円程度。

残り2営業日、無事に乗り切りたいですね。

(20:20記)


システムトレード実売買結果(12/25)

2009年12月25日(金)
●日経225ミニ
本日のトレードなし ±0円
12月合計: +145円  (※PC1での集計)
更新遅れました。特にコメントするほどでもない閑散相場でした。
別の方針で開発している新戦略はエントリーがあり、+40円の利益獲得でした。昨日の動きでエントリーする場合は、ダマシにあう確率も高くなります。良い悪いは判断難しいですね。

●日経225ミニ

本日のトレードなし ±0円

12月合計: +145円  (※PC1での集計)

値幅、出来高とも21日のような閑散相場でした。

残り3営業日。来週はもう少し動くかもしれませんが、利益圏で大納会を迎えられるといいですね。

(19:45記)

 


ランダムエントリーで勝てるのか(1)

2009年12月25日(金)

日経225の売買で、過去のデータを一切参照することなく 売り or 買いを毎日ランダムに行うとします。

このランダムエントリーで長期的に利益が残せるか、というのが今回のテーマです。

結論から言うと、エグジットルール次第で利益を残しやすいシステムを作るのは可能だと思われます。しかし実売買ではコスト負けします。

検証結果から導いた結論でなぜそうなるのかについてはいくつかの仮説が出てきます。それは最後に触れるとして、まずはシミュレーションの具体的な内容を書いていきましょう。

1)毎日9:30にランダムにエントリーを行う

直前の動きなど一切関係なく、コイン投げによって、その日が買いか売りかを決めるとします。

時刻にあまり意味はありませんが、エントリー時刻は9:30としました。

2)エグジットは損小利大のルールで行う

エグジットでは損は小さく、利益は大きくなるようにします。目標とする利益の大きさは固定せずにいわゆるトレーリングストップ方式とします。損切りは、ボラティリティによって変化させますが、利益に比べて損失が小さくなるようにします。シミュレーションでは、当サイトで使っているシステムのエグジットロジックを一部変更して用いました。

3)シミュレーション条件

期間: 2007/1/1~2009/12/24 5分足

売買回数: 730回 (1日1回売買のデイトレード、夕場への持ち越しあり)

試行回数: 200回 x 2

約3年間の5分足のチャートで、730回のランダムなエントリーが発生します。この試行を200回繰り返します<試行A>。

さらに、エントリーの売りと買いを、全く逆にして、同じ乱数で200回繰り返します<試行B>。

【結果】

<試行A>

総損益:最大7955 平均2408.4 最小-2645

勝率:最大45.34% 平均41.42% 最小37.17%

平均損益比: 最大1.77 平均1.49 最小1.36

P/F:最大1.41 平均1.12 最小0.88

総損益プラスvs総損益マイナス: 172回 vs  28回 (200回試行)

<試行B>

総損益:最大7685 平均2649.4 最小-2930

勝率:最大46.03% 平均41.67% 最小37.67%

平均損益比: 最大1.73 平均1.49 最小1.23

P/F:最大1.38 平均1.13 最小0.87

総損益プラスvs総損益マイナス: 171回 vs 28回 1引分 (200回試行)

【考察】

乱数に偏りがあって勝ち or 負けのどちらかが多くなっているとすれば、試行Aと試行Bの結果が異なるはず(同じ擬似乱数で売買が逆の試行なので)ですが、ほぼ同じ。

勝率40%程度は、損小利大のトレンドフォロー戦略の典型例といえそう。平均損益比が大きい(平均:約1.49)ので結果として200回の試行では利益が出ています(総損益平均2400~2600円)。総損益はプラスになる回数のほうが多くなりました(総損益がプラスになる率=約86%)。

ランダムなエントリーだったとしても、エグジットルール次第で利益を残しやすいトレードを行うことが可能と言えるでしょう。

この理由については、相場をランダムウォークと仮定した時よりも、実際の値動きはトレンドが大きくなる(継続しやすい)傾向があるからだと考えます。つまりコイン投げでエントリーしていても、いずれトレンドに乗れるならば、その時に得られる利益のほうが、早めの損切りで蓄積される損失よりも大きいから利益が残しやすいということです(それでも負けになることもあるわけで、トレンドの発生した方向とエントリーの方向が合わなかった頻度が多かった時。しかしトータルで見れば期待値は高い)。

ところで、実際に売買コスト(手数料・スリッページ)を加味すれば、どうでしょうか。

スリッページ往復5円なら、730回 x 5円 = 3650円 がマイナスであり、手数料も加われば、平均総損益(2400~2600円)を上回るため、分が悪く、負けることのほうが多くなります。

コイン投げのエントリーだけでは、実売買では勝てないということになります。ではどうすればいいのかというと、支配的要因であるエントリーの精度を高めるという、当たり前の話になります。

物の本によれば、ランダムエントリーでもエグジット次第で100%の勝ちになるようなことが書いてあったのですが、本当かなと思ったところからこの検証をしてみました。予想よりも高く(86%)と、結果にちょっと驚きましたが、100%ではないのでむしろ自然な気がします。

トレンド発生時のトレードという観点から言えば、エントリーとエグジットは独立したものではないので、エントリーだけランダムにしてこのようなシミュレーションしても、実は評価は難しいところがあります。さらにエントリー時刻が一定、1日1回という今回のテスト方法も結果に歪みを与えているかもしれません。

他にもいくつか条件を変えてテストしたことがあるので、機会があればまた記事にしてみようと思います。

いずれにしても、今のシステムトレードのエグジットルールがそれなりにうまく機能してそうだということを、数値で把握することができたと思っています。

 


システムトレード実売買結果(12/24)

2009年12月24日(木)

●日経225ミニ

本日のトレードなし ±0円

12月合計: +145円  (※PC1での集計)

更新遅れました。特にコメントするほどでもない閑散相場でした。

別の方針で開発している新戦略はエントリーがあり、+40円の利益獲得でした。昨日の動きでエントリーする場合は、ダマシにあう確率も高くなります。良い悪いは判断難しいですね。

 

 


システムトレード実売買結果(12/22)

2009年12月22日(火)

●日経225ミニ

PC1: 10280S (SLP: 5円) → 10390C (SLP: 0円) +110円

PC2: 10275S (SLP: 0円) → 10390C (SLP: 0円) +115円

12月合計: +145円  (※PC1での集計)

大引け時点の出来高は43,000枚(期近ラージ)と普通の?閑散相場でした。上ブレイクで上昇トレンドも発生してのエントリーです。

日経225の夕場は、19時を過ぎていよいよ動きが鈍くなってきていますが、この先は動かぬままでしょうか。

開発中の時間足の短い戦略は、早めのエントリーが今日は成功。しかしボラ低下時の利食いロジックが作動して、利を伸ばせず。ここは、改良中の本運用システムでも同じでした。

最近の相場の動きはとても勉強になります。ボラ変化のよりよい捉え方についてヒントを得ました。

(19:00記)

欧州時間は、欧州株が強く、特に英FTSEの上昇は目立ちました。日経も底堅く10400上ブレイク寸前で取引を終えました。

実売買(約定実績:スリッページ込み)で100円超の利益は久しぶりです。

(20:00記)